めざしを買う人

私がいつも行くコンビニで、朝、必ず魚のめざしのパックを買っていく若い男性がいます。

珍しいと思いました。しかもあまりコンビニで売っているところを見ない気がします。でも、そこには売っているのです。ワンパックだけ、めざしが。

その若い男性が予約でもしているのでしょうか、いつも買うからそこにめざしを置いといてくださいと。

 

今朝のことです。その若い男性がいつも買っているめざしのパック。それを、カップ酒を買ったおじさんが手に取りました。まだあの若い男性は来ていませんでした(だからこそめざしのパックが残っていたわけですが)。

あの若い男性はどうするのでしょう。いつも購入しているめざしがなくて。それが私は気になります。マラソンランナーが給水所で自分専用のドリンクを取ろうと思ったら、別の選手に取られて飲まれてしまった。自分がいつも大切に当たり前に思っているものがない。もちろん、めざしがあの若い男性専用と決まっているわけでもないのですが。

 

あると思っていたモノがないときの人の心の弱さ。あるものが当然の世界で暮らしてきた私ですが、いざというときには、だめな気がします。

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