不要なものが分からない

働いていると、ご褒美に、何か自分に買い与えてやりたくなります。後で冷静に考えると、特別それが必用と思わない物ばかり。

現代ファッションとは、ほとんどがそういうものの様な気がします。自分は男性ですが、女性ならその度合いはさらに高くなるのではないでしょうか。いずれにせよ、部屋の押し入れは、着なくなった服がずらり。しかも普段あまり着ないものの方が多いという不合理さ。

どれを残してどれを捨てるか見定めしていた時、昔使っていた財布の中に、いつか行った映画の入場券を見つけました。

「……」

これが不要なものだという人の方が多いのでしょう。でも、私には捨てられません。日付と時間の記されたその小さな厚紙が。

使うのは一生に一度。しかも、それはすでに役目を終えている。

 

こんな状態では、前に進めなくて当然です。

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