う○こパン

食材が足りなくなったので近くの商店街へ買い出しに行きました。

その帰り道でした。早く買い物が済んだこともあり、ハーグストゥーヘンに商品を納めているパン屋さんに立ち寄りました。店の外で小学生たちがなにやら賑わっていました。

「う○こ、うまい」

 

不思議なことを言っています。う○こが、うまい。

見れば、彼らの手には茶色いチョコクリームがとぐろ状にかけられたパン。そのチョコクリームの端に黒いハエの形のチョコチップがのっています。

男の子たち大喜びです。

「シーっ」と人差し指をたて、騒がないでと店主が子供たちにうったえます。どうやら、このう○こパン、小学生の男子限定で販売しているようです。近隣にばれたらおかしな噂をたてられることを考慮してのことでしょうか。

 

店主も粋なことをするなと感心しました。自分が小学生だったらこういうのが一番うれしいでしょうから。

同じモノが欲しくなり注文しました。

「う○こパン、お願いします」

「はい、ありがとう。いくつにするぼく?」

ぼく?

「じゃあ、二つ」

「はい」

ああ、そうか。ハーグストゥーヘンに商品を売りに来るのは若い店員さんだからこの店主は僕のこと知らないのだ。

「ぼくは、引っ越してきたのかな? あんまり見かけないよね。むこうの小学校かな」

「はい、そうです」

ご主人の指さした方角の、さらに向うにある地方の学校です。

卒業は40年近く前です。

「はい。どうもありがとう」

店主は内緒だよのサインをだしました。

 

う○こパン手に入れました。

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