その曲を聴く人

高校を卒業して働き始めたころ、家に帰って夜は眠るまでラジオをつけていた時期がありました。

都心から送られてくる生放送の電波を受信している。自分はいま都市とつながっていると思うとテンションがあがりました。中高生がやるようなことかもしれません。でも上京組についていかなかった自分は、20代後半ぐらいまでこのくせが抜けませんでした。

 

おとといレコード店に行ったら、当時ラジオから流れていた曲が入ったアルバムが百円で売っているのを見つけました。驚いたのと、良いものがこんなふうに扱われてしまうのかとやりきれない思いになりました。

買おうと思って、やめました。このアルバムを若い人が聴いてくれたら、

「こんなキラキラした曲が世の中には存在しているんだ」と感動してくれると思ったのです。

廃棄される前に、若い誰かがあのアルバムを手に取ってくれると信じてみたいです。

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