高層タワーの階段で

最初は写メを撮ったり、自撮り棒で撮影しながらだったのですが、途中から面倒になり静かに階段を上っていきました。

山登りに行くつもりだったのが、電車が止まってしまい、いったん地上に出た私たちの目に某高層タワーが飛び込んできました。誰かが「あれだよ」と言ったことから、私と友人の二人は、登山の恰好で高層タワーの階段をのぼることとなりました。

 

途中、人が昇ってきていないのを確認すると、ここらへんで食事にしようと誰かが言って、おにぎりなどをぱくつきました。みんな何を考えていたのか、あまりしゃべりませんでした。自分たちのやったことがばかばかしかったのか、それともいろいろと考えていることでもあるのか、あるいは、言いたくないのか。

「私あそこで働く」

友人の一人が指さしたのは、名前は分かりませんが、多くの有名企業が入っていそうな新しい高層ビルでした。

何ていう会社?と聞くと、

「分かんない。けど、あの中の何処かで働く」

確かみんな少し笑ったかと思います。でも、話した内容の多くは覚えていません。想い出が出来たというより、目的地を漠然と確認したような気がしました。

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