同じようなことを言う人は沢山いた

深夜のお客さんは一般の流れから少し離れたところで活動している人がしばしば。私はそんなユニークな人たちに興味をひかれます。

その女性は、国外へ出て行くと言いました。

 

どこの国ですかと聞くと、まだ分からないと言います。

働き場所を転々としてきたという彼女。帰るところはもうないと言います。工場が倒産し、退職金はわずかばかり出たそうですが。給付金ももらえるのではと聞くと、そういうのに会社は加盟していなかったと。だから、退職金でごまかされたのではないかとも。

すぐに動かなくてはならないという彼女は続けて、「でも、もう慣れているから」。

 

「またこのお店にいらしてくださいね。いつでもサービスしますから。」

そう言うと、ありがとうと力ない返事が返ってきました。リップサービスだと思ったのでしょうか。あまり信用はしてもらえなかったようです。今日会ったばかりなのだからしかたがないのかもしれません。でも、そればかりではなさそうです。

同じようなことを言う人は沢山いた。と、そんな声が聞こえたような気がしました。

 

彼女に私が出来ること、一杯の紅茶とパンケーキのサービス。店長も、こういうときは遠慮なくサービスするようにと。お店の必要経費だからと言っています。

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