三日坊主
朝早くに出勤して、掃除をしていたときのことでした。
後輩が、井上先輩をつれて店に入ってきました。白い厨房用の帽子をかぶっています。先輩はそのハットをとって深々と私に頭を下げました。
「お店を留守にして、ご迷惑おかけしました。ごめんなさい。」
「いいえ、いいんですよ先輩。それより、どうして坊主頭なんですか?」
先輩は髪を短くかり、ぽっちゃり坊主になっていました。
「いろいろ、ありましてね」
分かりました。先輩。多くは聞きません。
とにかく無事でよかった。しかも、けっこう早めに戻って来てくれて。
三日坊主でよかった。
2014年11月28日 19:12 | カテゴリー:国府田 コメント(1,020)