昔の自分はあんな感じだったっけ

井上先輩が街灯の明かりをたよりに足元を見ながら歩いていくのが遠くに見えます。街灯の下にうつる先輩がゆっくり歩く理由、それは考えるため。「アイドルグループの一人をこれから自分は応援していくべきなのか」。(たぶん)。

 

今日は比較的過ごしやすかったため、外に出てみようという気になりました。仕事終わりで疲れていたからか、ミルク入りのコーヒーが体に染み入ります。

街はまだ夏の気配が抜けず賑わっており、なんだか自分だけその輪から遠ざけられている気がします。

「昔の自分はあんなだったっけ」。学生時代を思い出してみると、あのころ何かを掴めたかと言えば、特別大きなものを見つけたという気はしません。就職先の確保だけが目的になっていた、そんな気がします。

 

学生時代まではスケジュールが作られていましたが、いまは自分でつくらないと、目的のない怠惰な日々が続いていってしまいます。

「大人は自分でスケジュール管理をしないとだめだ」。最初に入った会社の上司が喫煙室で説教臭く言っていたこと昨日のことのように思い出します。

 

このミルクコーヒーを飲み終わったら帰ろうと思います。

だからゆっくり飲んでいるわけです。